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丹沢、神ノ川金山谷 早戸の風 08/5/18(日) 19:17 [添付][添付][添付]

丹沢、神ノ川金山谷
 早戸の風  - 08/5/18(日) 19:17 -

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   昨日は、神ノ川金山谷の大滝上のシンギ沢を遡行する予定で金山谷に入りました。ここ2ヶ月なにやかや雑用が多くて山行から遠ざかっていたものですから、歩き始めより身体が重く、大滝手前まで行ってこのままじゃ稜線に抜ける体力なしと判断し、にわかに雲行きも怪しくなってきたのでそのまま沢を引き返してきました。
広河原で神ノ川本谷(金山谷)に降りると、昨年9月の台風6号の大雨で風景が以前とは全然変わっています。右岸沿いは台地になって中洲にも樹林があったのですが、木立は流され一面ゴーロとなって、流路も左岸際にできて、この先岩水沢先から始まる地蔵尾根登山道まで濡れないで歩くのは困難かもしれません。
魚止ノ滝は滝壺が深くえぐられて以前よりも深くなっています。たまたま先週雨が降ったばかりなので水量も多く、滝壺は水流がグルグル回転していて、気楽に左壁沿いに胸まで浸かって釜に入ると猛烈な勢いで回転に身体をとられそうになります。さらに、左のルンゼに取り付く手前に流木が立っていてこれがルンゼに取り付く邪魔になり、滝壺中央よりに身体(というよりザック)をもって行かれそうになります。ルンゼに這い上がっても登りきるまでは、水量が多く完全なシャワー。滝上に抜けたところで、寒いし身体はずっしり重くもうぐったり。この魚止ノ滝は、水量が少なければ右だけの一条の滝ですが、水量が多くなると二条になります。
仏谷出合までの単調なゴーロも大分荒れた感じです。仏谷出合手前のきれいな滝はもともと釜が大きかったのですが、深くえぐられて左岸のバンドをへつって取り付くことになります。
金山谷に入り左に大きく屈曲すると広いゴーロとなりますが、この先々で両岸が何か所か崩壊しています。
小滝をいくつか越して大滝手前の連瀑帯は以前のままきれいな滝ですが、ここも釜が深くなっているような気がしました。
連瀑を越し正面に大崩壊を見て右に曲がると9m大滝ですが、ここは高巻くことになります。この高巻を過ぎてから引き返すのは大変なので、最近の運動不足がたたり体力の限界、ここで今日は引き返すことにしました。
魚止ノ滝は水量が多くてとてもすべり降りる気にならず、今まで高巻きをしたことがないので、巻き道を見つけて下ることにしました。落口直前に右岸にしっかりした踏跡があり、これを少し登ると広い台地状になってほとんど平らなガレ(幅広い涸れ沢)を横切り枯葉に覆われた踏跡を徐々に下ると沢の10mぐらい上をトラバースするトラロープが張ってあり、これを伝って行くと、地蔵尾根登山道のトラロープと合流。ここで地蔵尾根取り付き点に下れば沢に降りれました。遡行で利用するとすると、かなり手前からの高巻きということになります。
神ノ川林道をとぼとぼ歩いている途中から土砂降りの雨になってしまいました。途中撤退してよかった、、ホッ。
写真上は魚止ノ滝、2番目は仏谷手前の小滝、3番目は大滝手前の連瀑帯、奥に白い大崩壊が見える。

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