あの山この沢

丹沢、四十八瀬川ミズヒ沢
 

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林道は四十八瀬川
本流を堰堤で渡る

ミズヒ沢出合
後沢乗越への登山道
取付点(林道終点)

F1,25m大滝

F1直下のゴルジュ

F2、7mの滝

しばらくは少滝が続く

ゴルジュ帯も岩で
埋まっている

4m滝
どこからでも登れる

右から3段20m滝

本流は水が涸れる

12mチョックストン滝

苔むした2段12m滝

源頭は傾斜の
急なガレ

鍋割山頂上から
秦野市街を見下ろす

すぐ向こうには小丸、
三ノ塔の左に大山

コースタイム
二俣
530m(15分)四十八瀬川本流堰堤(5分)ミズヒ沢出合630m
(10分)
F1、25m大滝下→(30分)大滝上、F2下760m
(40分)
右から20m滝出合う960m(2分)F3、2段12mCS滝下970m
(10分)奥の二俣1060m(30分)登山道1245m
(5分)
鍋割山頂上(鍋割山荘)1272m(35分)後山乗越800m
(12分)ミズヒ沢出合→(15分)二俣

2002年4月28日
二股(勘七ノ沢出合) の駐車スペースに車を置いて、勘七ノ沢を渡り、林道をさらに終点まで歩く。鍋割山への登山道が始まるところが、ミズヒ沢の遡行開始地点。看板もある。
堰堤を2つ越し、河原を進むとF1 が見えてくる。
F1を巻くには、直下のゴルジュ状小滝を越して、右の急なザレを登り、上部で右の小尾根に移り、さらに登ると古い赤ビニルテープがあるので、そのあたりからトラバースを始めるが、掴まる木立があまりないのでかなり厳しい。滝の落ち口を越したあたりで下降に入る。落ち口に落ち込む崩壊地に落ちないようロープを出して斜め懸垂で下降。
★下降したところがF2直下。F2は左のルンゼから越す。
★しばらくは岩ころだらけの河原と小滝が続く。左右の岩壁が、かつてはゴルジュを形成していたように見えるが、岩ころで埋まったのだろう。
F 3チョックストン滝は、難しくはないが、右の抜け口は狭いのでザックをこすりながらの登攀となる。
F 4の12m滝は水滴が落ちている程度の、苔のついた湿った暗い感じの滝。高巻きは、右のガレたルンゼ状をよじり、上部で左上しながら熊笹をつかめるところまで行けば安全圏。F1ほどの大高巻きではないので、すんなり河原に降り立てるが、ザレたルンゼの登りは気をつけたい。
二俣は右が本流のようだが、左に入ると、じきに稜線が見えてくる。
かなり急なガレ場の登高になるが、左右の小尾根にはえぐれていて取り付けそうもないので、最後までガレを登ると、稜線直下でやっと右の疎林帯に取り付ける。登山道に飛び出すと、右に5分で鍋割山頂に立てる。
整備された登山道を後山乗越まで下り、そこから「大倉、二俣」と書かれている左に下ると、杉の植林地を通り、すぐにミズヒ沢出合に到着。

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