あの山この沢

丹沢、早戸川水沢川出合松茸山
「松茸山自然の森公園」と名付けられ
遊歩道も整備されたのんびり散策の山
 

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水沢川口の橋


「ヒルに注意」の看板

整備された階段

いつまでも階段が続く

山頂の東屋

遠くに蛭ヶ岳(中央)

奥野口の駐車場

なだらかな尾根道

最後は階段の急登

570.5m峰への尾根

尾根道から
宮ヶ瀬湖を見下ろす

部分的に岩稜の
痩せた尾根道になる

急な植林帯の中
のジグザグ道

早戸川口にも
立派な看板がある

早戸川の水沢出合

コースタイム
水沢川口ふれあいの橋340m(25分)北方周遊路合流500m
(12分)早戸川口道分岐575m(1分)松茸山滝上584m(12分)奥野口500m
(15分)松茸山頂上→(5分)570.5m峰→(22分)山の神直上分岐350m
(4分)早戸川口280m(15分)水沢川口駐車場340m

2006年9月23日
津久井町鳥屋の集落を抜けて奥野隧道をくぐると林道は二手に分かれる。右は 奥野林道、左は早戸川林道になる。 因みに、奥野林道はここから水沢川左岸沿いに約1km先で水沢橋を渡り、そこで通行止めとなる。左に登っているのが奥野林道で、旧大平キャンプ場を経て早戸川に注ぐ荒沢の堰堤に至る。右は伊勢沢林道で水沢川右岸を少し先でさらに左右に分岐する。左が伊勢沢林道。
★さて、奥野隧道を抜けて左の早戸川林道を600mぐらい、高度にして40mぐらい下ると「松茸山自然の森公園」の看板がある。ここが水沢川口だ。少し先に駐車場への入口がある。
駐車場下の河原は水深も浅く水量も少ないので、子供の水遊びにはもってこいの場所だが、そばにはあちこち「ヒルに注意」の看板があるので、家族連れがいることは滅多にない。鳥屋の人達によってよく手入れしてあるのだが、ヒルにはどうしようもないようだ。
★水沢川口には、つり橋っぽいコンクリート製の「ふれあい橋」が架かっている。対岸には東屋がある。ここで道は左の松茸山登山ルートと水沢川右岸沿いのルートに分かれる。登山ルートといっても木の階段が整備された遊歩道に近い。
★登山ルートにも「ヒルに注意」の看板があるが、きれいに草が刈ってあるので、それほど心配しなくても大丈夫だ。しかし、ヒルのせいかあまりに低山のせいか人が入らないので、この後ず〜っと蜘蛛の巣払いに精力を使うことになる。
★整備された遊歩道とはいっても結構勾配が急な所もある。
★25分も登ると、水沢川沿いのルートからの北方尾根登山道が合流する。ここには防火用水のドラム缶が置いてある。
★ここからは山頂までは尾根歩きの感じで緩やかに登っていく。
早戸川口からのルートに直角に合流し、右に登ればすぐに東屋のある山頂だ。同じ水沢川口に下山するときは、この早戸川口ルートのほうが真っ直ぐで、水沢川口には直角に左折することを忘れないように注意が必要だ。
このまま下山するとあまりにあっけなく山行が終わるので、奥野口に向かって下ってみる。山頂からはものすごく急な階段が延々と続く。階段の奥行が短いので下りは怖い。一気に50mぐらい下るとなだらかな気持ちの良い尾根道になるが、じきに目の前に駐車場が現れ、あっけなく下山終了。 この林道は一般車通行止めなのに、駐車用に白線まで引いてある不思議な駐車場だ。
★同じルートを登り返して、山頂から早戸川口を目指す。ほんの少し下って平坦な尾根道からは左手真下に宮ヶ瀬湖が臨め、鳥屋の集落のはるか遠くには相模原の街並みが見える。少し登り返したところが、570.5m峰だ。三角点はこちらにあるが、山頂は狭い。
★急な狭い尾根を下って、ほんの少し岩稜っぽいところを通過して、さらに下っていくとなだらかな植林帯の尾根道に変わる。
★ジグザグ道の植林帯の下の方に山ノ神が見えてくると、道は山ノ神を通らずに右に下るようになる。階段を下っていくと早戸川林道の何台か駐車できる路肩の広くなったところに降り立てる。
★水沢川に架かった橋の上から真下に八丁ノ滝(跡)を見ることができる。水沢川出合は早戸川がダム湖に沈み土砂に埋まっている。
橋の先でダム湖沿いの道に別れ左の奥野隧道方面に向かう。水沢川を覗き込むと、ふれあい橋付近の河原とは様相のずいぶん異なる激流の沢だ。


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