調布市7月29日(水)午後6時30〜調布市文化会館たづくり1001学習室にて、調布支部研修セミナーが開催されました。セミナーの受講者数ですが、調布支部が19名、他支部が8名で合計27名の参加がありました。
今回は「マイナンバー制度について」の講演です。講師は特定社会保険労務士の山田芳子先生。日野市からいらっしゃいました。
マイナンバー制度は日本に住んでいる個人に「個人番号」を付番し、行政機関との手続きに活用する制度だそうです。複数の機関に存在する個人の情報を同一の情報であるということの確認を行うための基盤となるようで、電子申請とも連携して、行政の事務全般を効率化する予定とのこと。普及が進むと住所変更などの手続きがいらなくなり、収入証明や住民票などを添付しなくてよくなる。更に給付金など不正受給防止してもらえる給付を行政からお知らせしてくれるようになるらしいです。 |
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山田芳子先生の講義は、「個人番号利用事務実施者」と「個人番号関係事務実施者」の2点が中心となる考えである、など要点が明快な大変わかりやすいものでした。
実際には、平成28年10月から個人番号カードの交付の開始が始まります。そして、雇用保険、国税関係、国民健康保険関係で、マイナンバーの利用が開始される!ということでやはり講義を受けられた皆様、興味津々のようでした。
初めての制度であり、耳慣れない言葉、とっつきにくい部分もあったかもしれませんが、非常にためになったなあと感じました。
(調布支部 刈谷誠一) |