あの山この沢
丹沢、四十八瀬川勘七ノ沢
画像をクリックすると拡大されます。
コースタイム(初心者含む)
二俣530m→(20分)F1、5m滝上600m→(13分)F2、7m滝上625m→
(10分)F3、トイ状8m滝上→(30分)F4、2段12m滝上690m→
(40分)F5、15m滝上840m→(10分)ゴルジュ通過900m→
(60分)水涸れるあたりで右のルンゼへ1150m→(60分)稜線(大倉尾根)1380m
→(10分)花立山荘1300m→(30分)堀山ノ家950m→(30分)二股
2002年4月20日
★二股(勘七ノ沢出合)まで
の林道は道幅が狭く車1台分しかないので、ハイカー達をよけながらの運転となり、車高の低い車はよしたほうがよい。
★F1は出だしの下部で1歩が難しく、滝つぼに落ちるパーティーが多い。そこで落ちても水深はひざ上ぐらいだから慌てず挑戦しよう。思いっきり水流の中にスタンスをとるか、真上に右足を持っていく。
★先行パーティーの人数が多いと、このF1で思わぬ待ち時間をくってしまう。
★F1の巻道は左の尾根。少し登ったところで滝上にトラバースして、ルンゼを15m懸垂下降する。ロープのない場合はトラバースしないで、尾根をもっと上まで登って行くルートがあるようだ。
★F3の大きく深い釜は左岸をへつるのが一般的なようだが、右岸に飛び移り、バンドを斜上して左上のクラックを登るほうが楽。
★F5は左から斜上するバンドを伝って流れのそばまで登り(これで3分の1登ったことになる)、あとは直上する。ホールドは豊富。
★F5より上には困難な滝はない。
★水が涸れ、F9(涸滝)を過ぎると沢は三俣となる。早めに右からのルンゼに入れば花立山荘そばに出れる。前回は山荘の少し上に出れたが、今回は右に入るべきルンゼを見失い、沢をつめすぎてしまい、ようやく右のルンゼに入ったものの上部は金冷シ近くの広大なガレに突入してしまった。ガレと泥の崩落に足をとられながらかろうじて稜線に到達。
★大倉尾根を下り、堀山ノ家からは二俣に向かって一路下山。