あの山この沢

道北、春まだ遠き最北の岬と島の旅
宗谷岬、礼文島、利尻島

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日本最北端、宗谷岬

宗谷岬

礼文島、澄海岬

遠くにスコトン岬

スコトン岬

利尻島への
連絡船からの
利尻富士

利尻島、姫沼

オタトマリ沼
からの
利尻富士

夕日ヶ丘

サロベツ原野
まだ花のない
大湿原

2006年5月2日,3日,4日
宗谷岬 道北オホーツク海に面した猿払温泉に一 泊し、オホーツク海からの日の出を眺め、海岸線を北上して宗谷岬へ。想像に反して険しい崖もなく、またたまたま無風に近い穏やかな天候だったので、最北の厳しさを感じられない岬だった。
礼文島  北緯45度30分14秒、東経141度4分16秒、稚内の西方60kmの日本海上に位置する日本最北の島夏には約300種の高山植物が咲き乱れる風光明媚な花の島として有名だが、まだ花の季節には早すぎた。冬の厳しい偏西風を受ける西海岸は切り立った断崖絶壁が連なり、そのひとつ澄海岬(スカイ岬)やスコトン岬に行ってみた。
利尻島 利尻岳は最北の島に美しい姿を見せる標高1721mの独立峰、別名「利尻富士」とも呼ばれ、日本百名山百選では北の秀峰として一番目に数えられている火山でできた山。まだほとんど全山雪山で麓の姫沼は半分凍結していた。遊歩道もまだ雪のため通行止め。稚内や礼文島からの連絡船から眺める利尻岳は格別だ。
サロベツ原野 サロベツはアイヌ語の「サル・オ・ペツ」葦(アシ)原を流れる川が語源とされる。北海道の最北端に広がる23,000haもの広大な湿原で、湿原の中央に位置する原生花園では初夏から秋にかけて、ツルコケモモやヒメシャクナゲ、鮮やかな黄色をしたエゾカンゾウや可憐な紫のエゾリンドウなど、約100種にも及ぶ湿原植物や花々が咲き乱れるそうだが、まだ寒々した原野には何も咲いていなかった。

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